◆鬼教官直伝!「出勤日に休む時、変な嘘つくな!」

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貴殿ら新米兵(嬢)よ、今日の訓練は耳が痛くなるぞ。
覚悟してかかれ。逃げ道はない。

本日のテーマはズバリ――
「出勤日に休むとき、変な嘘をつくんじゃねぇ!!」
これである。

まずは基本から叩き込む。
仕事とはな、風俗だろうがサラリーマンだろうが、八百屋だろうが宇宙飛行士だろうが、
自分の時間を切り売りし、その対価として金を頂く行為だ。
お客様はタダで女の子に会えると思っていないし、お店もタダ働きさせてはない。
つまり、
「出勤すると決めた時間=契約」
これだ。

鬼教官は20年以上この業界を見てきた。
その中で 最も信用を落とす行動 が何か知っているか?

それは――
ドタキャン+トンチンカンな嘘!!

これだ。
たとえるなら、朝礼で「犬に制服食べられました」と言ってくるレベルの珍妙さだ。
そんな嘘をつかれた瞬間、店はこう思うわけだ。

「はい出ましたー。信用ポイント、マイナス3万点。」

嘘をついた瞬間に信用は蒸発する。
そして本人だけが気づいてない。
その情けない姿を見ているこっちは胃が痛くなる。

ここからは、鬼教官が20年間で数え切れないほど聞いた


伝説の言い訳トップ5
を叩き割りながら説明していく。
使ったことがある者は反省しろ。
今後使おうと思っていた者は今すぐメモを破り捨てろ。


例①「親(親戚、兄弟)が急遽来ることになった」

出たな……鉄板中の鉄板。
初心者が必ず一度は口走る魔法の呪文。

しかし、よく考えろ。
どこの親・親戚・兄弟がこう言うんだ?

「お前、今日仕事?だったら仕事休んでまで会いに来い。
仕事休んででも私との時間を作れ?」

……そんな面倒くさい親族、存在するとしてもレアキャラだ。
しかも急に来た親族に対して、普通の大人ならこう言う。

「今日は仕事なので対応できません。〇日に時間を作れます。」

たったこれだけで済む話だ。
なぜそれを言わない?言えない理由はただひとつ。

本当は親戚なんて来ていないからだ!!

この嘘はもう20年聞き続けて耳にタコができてる。
店側は全てお見通し。
嘘のレベルが昭和で止まっている。


例②「急遽、外せない用事が入った」

これはある意味で万能型。
使い勝手はいいが、信用度は最低。

まず、社会人に言っておく。
急遽の用事は“休みの日に差し込む”もんだ。

「仕事より用事を優先する」は、
小学生の“遠足行きたい”レベルの理屈だ。

それを堂々と大人が言うな。
仮に本当に用事があったとしても、
なぜそれは仕事の日に限って降ってくるんだ?
なぜ休みの日には絶対来ないんだ?

まるで“休む口実専用の用事発生装置”が自宅にあるみたいじゃないか。


例③「体調不良で…」

もちろん、体調不良は誰にでも起こる。
年に1~2回なら理解できる。

だが、
週4出勤で週3欠勤してくる兵(嬢)、お前だ!

それはもう体調不良じゃない。
慢性壊滅症だ。

月に何度も発症するなら病院ではなく入院の検討が必要だ。
もはや勤務ではなく“通院レベル”。

店もさすがに気づくんだよ。
「この子、体調不良って言ってるけど、たぶん布団と恋愛中だな」ってな。


例④「家の鍵が」「携帯が」「ガスが」「電気が」

もうこれは……“三大珍言”。

社会一般では、このレベルの理由で仕事は休まない。
というか、休めない。

鍵が無い → 鍵屋呼べ
携帯が無い → 仕事と関係ない
ガス → 管理会社に電話しろ
電気 → 支払いしてこい

これで休もうとするのは――

「非常識です」と自己紹介しているようなものだ。

言った瞬間に店の心はこうだ。
「うわ、この子は社会のルール知らない系か……」


例⑤「おじいちゃん/おばあちゃん/親戚が具合悪い」

これも多い。というか頻繁すぎる。
毎月のように身内が倒れすぎだ。
家系が呪われてるのか?と心配したくなる。

まず覚えておけ。
身内の具合が“悪い”程度なら、
普通は仕事を即日休む理由にはならん。

本当に危篤級なら、
前日か数日前から兆候がある。
いきなり当日に孫や親戚の病状連絡が来るってどんなシステムだ?

鬼教官含む店のスタッフは、
あなたより年上が多く社会経験も多い。
そんなベテラン達を、
その薄っぺらい言い訳でだませると思うな。


◆ ◆ ◆
さて、ここで問題だ。
なぜ店がここまで“嘘”に厳しいのか?
怒りたいわけではない。

理由はただひとつ。
嘘をつけばつくほど“信用”が削れていくからだ。

欠勤そのものより、
嘘をつく行為のほうが何百倍も信用を落とす。

嘘で休み → 店「仕方ないですね」
嘘がバレる → 店「もうこの子、信用できない」

人間は完璧ではない。
正直に「今日は無理です、すみません」と言えばいい。
理由はシンプルでいい。
内容より大事なのは“誠意”と“普段の姿勢”だ。

嘘をつくたび、
あなたの信用は財布から小銭がこぼれるように消えていく。

やがて――
「あ〜あ、この子また嘘か」
そう思われる未来が待っている。

その瞬間、あなたは
“扱いやすいけど信用のない人”
のレッテルを貼られる。

その評価を覆すのは難しい。
だからこそ、鬼教官は叫ぶ。

「出勤日に休むなら、せめて正直に言え!!」
「使い古した嘘を投げつけるな!!」
「信頼を失う行動を自ら取るな!!」

店は敵ではない。
味方だ。
味方を嘘で殴る必要はない。

本気で稼ぎたいなら、
本気で信用されたいなら、
今日から嘘を捨てろ。

そして、
“出勤する”と決めた日は戦場だと思ってこい!!

以上、鬼教官の特別講義は終了だ。
反省しろ。改善しろ。
そして強くなれ。

―――次の訓練で会う。
敬礼!!